式式ゲーミングブログ

好きなゲームやって好きに日記つけるだーけ

聖獅子は神殿を引けないと戦えないデッキなのか

 

 

どうもこんばんは、式です。

 

 

今回は色々なデッキタイプがあるビショップの中でも、最も流行っているタイプの聖獅子について触れていこうと思います!

 

 

 

 

 

f:id:tayonaka:20190307182750p:image

(グランプリでも安定して5勝を叩き出すくらいパワーが高い聖獅子ビショップ)

 

 

 

 

 

・聖獅子ビショップとは

 

f:id:tayonaka:20190307192548p:image

 

だいたいこの15枚は固定で、俗に結晶パーツと呼ばれるものです。

 

 

 

f:id:tayonaka:20190307192524p:image

さっきの結晶パーツに加えて、この30枚がだいたいの聖獅子デッキに入っているカード達です。

 

主な戦い方としては、全力マリガンで神殿を探してその後結晶をなるべく多くプレイしながら盤面を処理していき、聖なる王の獅子を走らせてフィニッシュを狙うといった形になります。

 

 

f:id:tayonaka:20190307193040p:image

(こいつ6コストなの初めて知った…)

 

 

 

ここで一つ注意したいのが、今まで述べてきた聖獅子は実は旧式です。今はもう一つ大きな主力となるカードが加わったことによって全く異なるデッキとなりました!

 

 

 

 

 

 

・聖獣聖獅子ビショップの台頭

 

 

 

f:id:tayonaka:20190307193505p:image

(ALTアディショナルで追加されたカード。俗にいう聖獣、女の子が遊ぶなんちゃらファミリーのウサギにしか見えない。)

 

 

 

そうです、聖獅子ビショップは聖獣の追加により聖獣聖獅子ビショップに進化したのです!この聖獣軸ではエンハンスで一気に盤面を展開する力があります。また聖獣に進化を切ると1コストフォロワーにターン終了時アタック+1のバフがかかります。

 

この盤面制圧力を活かして盤面を支配し、聖騎士ヘクターで一気に顔を詰めるのが聖獣聖獅子の第二のメインプランになります。

 

 

 

 

 

 

f:id:tayonaka:20190307200816p:image

(先程のグランプリ5勝デッキの一つをご紹介!飢餓は相手のフォロワー処理や自分の盤面を空ける、進化後ヘクターに乗せて大ダメージ等便利なカード)

 

 

 

ここまで読んでもらうとこの聖獣聖獅子デッキに少し違和感を覚える方もいるんじゃないでしょうか??

 

 

 

その違和感の正体は「メインプランの二つを両立するのは難しいんじゃないか」ということだと思います。

 

ここで説明を簡略化するために先程述べたメインプランを

①結晶プラン

②聖獣ヘクタープラン

と呼ぶことにしましょう。

 

①では「神殿を早めに置いて結晶パーツを手札に引き込み、あわよくば救済の聖獅子に進化を切る」のが理想ムーブであるのに対して、②では「聖獣に進化を切り、盤面を広く展開してヘクターまで一体でも多くのフォロワーを残す」のが理想ムーブです。

 

 

なんとこの理想ムーブをした場合にはお互いのメインプランにとってデメリットになる場合があるのです。①では神殿を置くので盤面が一個狭くなってしまいます。②では聖獣をエンハンスでプレイした場合はその分結晶のカウントを進められません。さらに聖獣はターン終了時に聖獣をデッキに埋めてしまうので結晶パーツを手札に引き込みにくくなってしまいます。

 

 

このデメリットこそが聖獣聖獅子の"違和感"を生み出していると思われます。

 

 

「じゃあ聖獣聖獅子弱くない?」ってなると思いますが、まだ諦めるのは早いです!

 

 

例えば神殿を早めに引けたとして①のプランで行くとします。その場合に手札に聖獣が来てしまった時はメインプランが同じ瞬間に二個存在してしまうことになります。

 

この場合はよっぽどのことがない限り聖獣はエンハンスでプレイしません。いいとこ神殿で浮いた1コストで出すくらいです。

 

逆もまた然りですね。序盤に聖獣に進化を切れた場合はすぐには神殿を出さないことでヘクターの力を存分に発揮することが出来ます。

 

このようにして一つのメインプランが成立している時はもう一つのメインプランを消極的にすることでデッキ自体の力を上手く発揮させることが出来ます。珍しいタイプのデッキですね。

 

 

 

その他にも聖獅子はリソースの吐き方が大事だったり考えることはたくさんあります。ですが、とりあえず今日伝えたかったのは、タイトルへのアンサーで今の聖獅子は、「神殿引けたから勝てる」のではなく、「神殿引けても引けなくてもプレイングで勝てる!」ということです。

 

 

これからグランプリは第二ラウンドが始まり、また新弾の情報がこれから少しずつ出始めることでしょう。ALT最後の数週間しっかりと楽しみ尽くして終わりましょう!それでは